シール帳

はってはがせるたのしいシール帳

きっといちばんわがままなふたりが

 

 

香坂さんのイベント・キャラ・カードストーリーを一気に読んだから頭の中がゆいとれいでいっぱいになっちゃった。やりたいことたくさんあるのにゆいとれいのこと考えてるときに聞きたい曲を集めてプレイリスト作ってたらまたぼんやりしてしまって、だめです。「そうなんだ!?」が次々に現れてでもそれが隙にはならない、抱えてないといけない秘密ばっかり増えてるのに近くなってる気はしない香坂さんの立ち居振る舞いに胸が苦しいよお。だってさあ、朝比奈とプロレスと長谷川が並んでて、長谷川以外を一番に優先する香坂さんは想像できないじゃん!香坂さんにとっての優先順位はそういうもので、逃げたいのは実家からじゃなくてはっきりすることからなんだよ。あんなふうに、トンネルを繋げて、あんなふうに、夜を過ごして……でも、朝比奈さんも朝比奈さんで香坂さん以上に今にしか生きてない。だから怖いもの知らずで、香坂さんが今欲しいと思ってる言葉をあんなにも簡単に渡せてしまう。唯怜はともするとスタオケで一番わがままなふたりで、でも音楽があるから、そのままの形でぴったり嚙み合ってしまったふたりなんだよ。逃げたい香坂さんの都合と世界一のオケを作りたい朝比奈さんの夢が、乗り合わせるにはお互いにちょうどよかったのは確かなのだけど、音楽が、それだけじゃなくさせている。好都合にちょうどよくて、それだけじゃない。海を渡りたいだけなら船でも飛行機でもよかった。それでも船を選んだ。いくつかある船から、スターライトオーケストラを選んだ。…

香坂さんにとってスタオケの活動と逃避は切って離せないものだし、朝比奈さんは分かってるのか分かってないのか、香坂さんの逃避を自分の夢に組み込んでしまってる。しかしわたしは離脱する香坂さんを見たく、ドライブする唯怜が見たいのだ……

ところで、長谷川もだけどイベストの中学時代の同級生との会話もウウとなった。中学時代から(恐らく)何らかの醜聞にさらされていた香坂さんが、地元の遊園地が無くなるという事実を本当はどのように聞いていただろうと、宮崎遠征編での横顔を思った。

 

 

磨けば光ると触られて

ってか原石のまんまでいさせて

美しい森から轟け

 

香坂さん。

香坂さん……