シール帳

はってはがせるたのしいシール帳

親知らず抜いた

小指の爪の先ほど頭が出てる右下の親知らずを抜いてもらった。この親知らずは真横に生えてる上にほとんど埋没しており、これまで別件で歯医者に行くたびについでに相談してみるもののどこからも断られていたのですが、切開なし40分で抜いてもらえたのです!寝て起きてもう夜ですが一才痛みも腫れもなく、口開けづらいし血の味はまだするけど無理矢理歯を引っこ抜いたその穴がまだ空いてるので当然のことで、全然よゆう。今回は真横埋没親知らずを少しずつ砕きながら最後に根元を引き抜く施術で我慢できる程度のそれなりの痛みに耐える必要があったので爽快感はなかったんだけど、一年前に右上の真っ直ぐ生えた親知らずを抜いてもらったときは言いようのない未知の快感が一瞬にして頭蓋骨に響いてその日ずっと目をギラギラさせてた。あの感覚をずっと追い求めてるフシがあります。だって、行為そのものとして、気持ちいい抜歯があるなんてこと誰も教えてくれなかったさ……唇の端と鼻の穴が裂けるんじゃないかと思ってしまうほど開かされた口内によく分からん器具を装着され不快の種だった邪魔な親知らずが無理矢理引き抜かれるときのゴリゴリいう音、あれが頭蓋骨にダイレクトに響くでしょ……あの音だよね、この気持ちよさの正体は。気持ちいい行為ベスト作るなら1〜2位を争うよと言ってしまえるくらいにいいけど、生え方や部位によっても変わると思うので全歯抜歯してからじゃないとランク付できないね。いやまあ麻酔なかったらただの拷問だけど、医療行為ってなんかほぼほぼ安全が約束されている中でスレスレのとこに身を置けてしかも格安3割負担なのでハマってしまう人がいるのも頷けます。